タウンニュース
中等症=人生で一番苦しい
7月30日、市内一日の新型コロナ感染者数が6,606人、入院者数633人、自宅・宿泊施設療養者数4万7400人となり感染拡大が止まりません。
■無症状・軽症が多い
感染拡大が繰り返され今回の第7波では無症状や軽症が多いなどと言われていますが、とりわけ症状についての認識が一般の人と厚生労働省の基準や医療機関の人の認識とは異なるようです。
■症状の認識にギャップ
NHKのホームページによると、「軽症」については一部の人のイメージでは「全然平気、風邪程度」ですが、医師にとっては、酸素の投与はいらないものの咳が続いている状態を示しています。また「中等症」は一部の人は「息苦しさが出そう」ですが、医師にとっては「肺炎が広がっていて多くの人にとって人生で一番苦しい」状態としています。そして「重症」は、一部の人は「入院が必要だろう」というイメージですが、医師には「助からないかもしれない」という深刻な状況だとして、大きなギャップがあることを示しています。
■若者もワクチン検討を
現在、行動制限もなく、コロナ疲れなのかコロナ慣れなのか、市民の危機感も緩んでいる気がします。感染者数の急増が病床や医療の逼迫、交通機関の減便など社会活動に与える影響が懸念されます。手指消毒やマスク着用など感染防止の行動と共に、60歳以上の方や基礎疾患のある人は4回目のワクチン接種をお勧めします。若い世代の方もワクチン接種のご検討をお願い致します。

横浜市議会議員こんの典人 (横浜市緑区)
横浜市会議員 6期目。立憲民主党。
民間企業で働くサラリーマンの視点を大切にしながら、同時に、将来に責任の持てる自治体運営をめざし議員活動に取り組む。