こんの典人

横浜市会議員(緑区)

タウンニュース

貧困の連鎖を断ち切る

20180503

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今回は、子どもの貧困対策の一つ「寄り添い型生活支援事業」を取り上げます。
 
■生活習慣を身につける
この事業は生活困窮やひとり親家庭で、養育環境に課題がある家庭の子どもを対象に取り組まれています。具体的には、手洗い、歯磨き、簡単な調理、掃除などを教え、宿題や復習の習慣を身に着けさせる事です。子どもや親への相談も行います。開設された場所では一人の子どもが週2回利用しています。平成28年度は、市内で157人が登録し、延べ利用回数は1万300回を越えています。
 
■4万4千人が貧困
横浜市の場合、4万4千人(7.7%/平成25年調査)の子どもが国の貧困ラインを下回る水準で生活していると推計され、特にひとり親家庭の状況は厳しいと言われています。「貧困ライン」とは、世帯の収入から税金等を引いた使えるお金が、全調査の中央値の半分(約122万円)に満たないラインです。
 
■放置は状況を悪化させる
子育てや躾けは基本的には親の責任です。しかし、現実には日々の仕事や生活に追われたり、病気を抱えているなど、養育環境が整わないケースがあります。支援スタッフからは、「子どもにとっての見本は親です。親の行動や考え方が子どもの当たり前になります。場合によっては放っておくと状況が悪くなります。」とのことでした。
 
■早期に全区への拡大を
寄り添い型生活支援は、貧困の連鎖を断ち切り、自立するきっかけをつくる事業と言えます。市内に10カ所開設されており、今年度は12カ所に拡大する予定ですが、早期に全区への拡大が必要です。

ブログ筆者プロフィール

ブログ筆者プロフィール

横浜市議会議員こんの典人 (横浜市緑区)

横浜市会議員 5期目。無所属。
民間企業で働くサラリーマンの視点を大切にしながら、同時に、将来に責任の持てる自治体運営をめざし議員活動に取り組む。

横浜市会議員(緑区)

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