こんの典人

横浜市会議員(緑区・民進党)

こんの典人 活動中

横浜を新しい技術の集積地・研究拠点へ

201505

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<平成29年第1回定例会の報告>

 
横浜市の平成29年度予算は、一般会計で1兆6,459億円、特別会計、公営企業会計を合わせた全会計で3兆5,709億円になりました。一般会計は昨年に比べ8.7%増加していますが、これは教職員の給与負担等が神奈川県から横浜市に権限移譲されたことによるものです。なお、その分の財源として、県から個人住民税所得割2%が横浜市に税源移譲されることになりました。
市債については、29年度の財政目標を達成するため、前年比5.4%減の1,399億円を活用します。
主な新規事業は、「妊娠期から産後の切れ目のない支援の充実(1.8億円)」「子どもたちの『本物』体験の充実(9.1億円)」「いじめ等の解決に向けた取組(12.5億円)」「困難を抱える若者の自立支援(2.9億円)」「日本語指導が必要な児童生徒への支援(1.6億円)」「プール施設の改修・再整備(5.3億円)」「イノベーションによる新産業・新事業の創出(2億円)」「高速鉄道3号線延伸検討調査等(1.1億円)」「桜木町駅新改札設置事業(4.5億円)」「地球温暖化対策の更なる強化(1.6億円)」です。
 

横浜をIOT・AI・自動運転・ロボットなど新しい技術の集積地・研究拠点へ

 
予算特別委員会の局別審査では、経済局に対する質問を行いました。以下が主な質疑の要旨です。
 

■IOT(アイ・オー・ティー)推進産業活性化事業について

こんの)新聞などでIOT・AI・自動運転・ロボットなど新しい技術が報道されるが、市内中小企業が参画するためにどう考えているのか。
経済局)中小企業とIT企業との交流のために先端技術の情報提供やビジネス提案会を行い、モデルプロジェクトづくりを目指している。既に大手企業からIOTやロボットを活用した具体的な提案がありマッチングに向け調整している。
 

■横浜ライフイノベーションプロジェクト等創出事業について

こんの)従来にない価値を持った製品やサービスを生み出すために、異分野の業種との研究開発は珍しくない。昨年「LIP.横浜」をスタートさせたが狙いは何か。また、どのようにプロジェクト創出に取り組むのか。
経済局)これまで、木原生命科学振興財団とともに市内企業のマッチング支援に取り組み、また、国際戦略総合特区の指定を受け大学や研究機関と連携してきた。ライフイノベーション分野の開発にあたっては、大学・研究機関の先端的な研究成果を基礎に、企業の技術力やノウハウを組み合わせ、製品化を目指すことが有効な手段と考える。「LIP.横浜」は、これらの中でアイディアを出し合い自らプロジェクトを生み出していく場づくりとしたい。
 

■企業誘致について

こんの)企業立地促進条例の効果。2020年を見据え東京のオフィスエリアは再開発ラッシュである。横浜市の今後の誘致の考え方を聞きたい。
経済局)平成16年以降、条例による認定は113件。これまでの支援額は273億円だが、税収額は303億円であり支援額を上回っている。雇用創出は3万3千人、原材料調達など事業活動により年間約1,015億円の効果が出ている。市内には、大手IT企業、創薬・再生医療分野の企業、自動運転など次世代自動車の開発に関連する企業などがあり、研究開発拠点を設置するケースが増える傾向にあるので、それらを強く後押ししたい。
 

■中小企業の事業承継支援について

こんの)中小企業の事業承継は大きな課題であり、中小企業庁は着手すべき年齢を60歳とした。親族以外の役員や従業員への資産承継の課題と、そのための取り組みを伺いたい。
経済局)後継者が安定した経営をするには一定数の株式や事業用資金が必要だ。しかし、後継者の資金力が十分でないと現経営者や親族等に分散している株式等を取得できず円滑に継承できない。そこで融資制度に「事業承継資金」をつくり、経営権の集約のための株式取得を融資対象とした。また、融資期間を通常より長く設定し利用しやすい資金とした。
 

■高齢者の消費者被害の防止について

こんの)悪質事業者による高齢者の被害が後を絶たない。消費生活総合センターに寄せられた相談件数と特徴を伺いたい。また、被害防止に向けた取り組みを聞きたい。
経済局)平成28年度上半期の相談件数は11,862件。通販の定期購入、パソコンのOSのアップグレード、デジタルコンテンツに関するものが多い。被害防止に向け消費生活相談センターの相談専用電話番号入りの「お助けカード」の配布に力を入れている。
 
その他、「住工混在対策」「商店街の個店の魅力づくり」「多様な働き方『在宅勤務(テレワーク・クラウドソーシング)』による人材活用」「健康経営・ヘルスケアビジネス推進事業」をテーマに質疑を行いました。
内容は、横浜市会ホームページの録画中継等からご覧ください。
 
<用語説明>
IOT:(アイオーティー)インターネットに様々なモノを接続すること
AI:人工知能
ライフイノベーション:革新的な医薬品・医療機器等の創出
LIP.横浜:(リップ横浜)横浜ライフイノベーションプラットホーム

ブログ筆者プロフィール

ブログ筆者プロフィール

横浜市議会議員こんの典人 (横浜市緑区)

横浜市会議員 5期目。民進党。
民間企業で働くサラリーマンの視点を大切にしながら、同時に、将来に責任の持てる自治体運営をめざし議員活動に取り組む。

横浜市会議員(緑区・民進党)

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